申込は意外とあっさり

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話し合いから決まっていく

鬱病治療の始まりは、だいたいは医師との話し合いが第一歩となります。自分もしくは知り合いが鬱かもしれないと感じた際、病院でまずカウンセリングを受けるのをおすすめします。というのも、統合失調症や不安障害のように鬱に近いけれど治療方法が異なる病気の可能性があるためです。当人に現れている症状の原因がどこから来ているのかや、どういうときにその症状が出るのかを見極める必要があります。もし学校や仕事起因とする鬱であると判断されれば、本人が希望することによって休学・休職のための書類を書いてもらえます。休まずに治療するつもりであれば医師が病気へのアプローチの仕方を計画してくれますが、医師の見立てで就学・就労不可と判断された場合は休むことを勧められるので時と場合によりけりです。治療に際しては、よほどの重症でない限り病院側で大きな手続きは不要であることが多いでしょう。治療することが決定したら次の診察の予約や投薬の有無を決めて終わり、といった具合です。逆に学校や職場のほうでは必要書類など揃える必要があると考えられますので、自身が治療をする場合は身内に任せるか職場の産業医などに相談するのが得策で負担も少なく済みます。鬱の治療は一人きりではとても困難になります。身内や知り合いにできるだけ協力してもらう形で、可能であれば診察の際も誰かに付き添ってもらうのがよいでしょう。鬱病の治療をする際、一度の診察にかかる費用はそれほど高くない場合が多いです。病院の規模や処方される薬の種類によっても値段は変わります。もちろん症状によってかかる費用は上下しますが、診察代と薬代でだいたい一回につき1000円〜数千円あたりでしょうか。ただし鬱病は長期的な治療を必要とし、現状では完治するともいいきれない病気です。今後何年も病院へ通い、薬も飲み続けることを考えればできるだけ安価に抑えられるよう、病院選びや治療方法を考える必要があります。ですが身体のことですから、ケチるべきではありません。症状が悪化しても薬が増えないように黙っていたり、診察をすっぽかして減らしたりするのは逆に症状を重篤化させ治療費も結果的に余計かかってしまう可能性があります。費用面でどうしても苦しい部分がある場合は包み隠さず医師や薬局の人に相談するのがいいでしょう。薬をジェネリック医薬品に変更してもらったりするなど、治療の質を下げずに治療費を節約する方法を提案してくれます。今後も治療を続けていくのにも金銭的に心配がない人は、医師の指示に従いながら食事療法を行なってみたり、セラピーなどに参加してみたりするのもよいでしょう。医療機関などが行なっている医療セラピーであれば安心ですし、医師との診察と投薬だけが治療ではありません。無理のない範囲で、治療にお金をかけるのも好転へのひとつの手段です。